推論
学習したAIモデルを利用して推論を行う方法について説明します。
kintone上のレコードを参照し、「推論に利用するフィールド」をもとに「予測項目」のフィールドの値を予測します。
事前準備
注意:推論を行う前に推論結果を保存するフィールドのフィールドコードを設定する必要があります。
推論情報にある「kintone更新フィールド接頭語」に記載されている文字列と「推論項目」フィールドに設定したフィールドコードから更新用のフィールドコードを設定します。
例) kintone更新フィールド接頭語:pred_ 推論するフィールド名:visitor の場合は、推論結果を保存するフィールドコードに「pred_visitor」と設定します。

推論実行
AIモデル一覧の「推論」ボタンを押下します。

推論情報から学習モデル、kintone対象レコード条件等を設定し「推論」ボタンを押下し推論を実行します。

No
項目
説明
①
学習モデル
推論に利用する学習モデルを選択します。最も誤差が小さい学習モデルが初期選択されます。
②
kintone対象レコード条件
推論を行うkintoneレコードの抽出条件を設定します。詳細は、「クエリの書き方」をご確認ください。 特定のレコードのみ推論いたい場合「$id = レコードNo」を設定します。
③
kintone更新フィールド接頭語
推論結果にて更新するフィールドコードの「接頭語を設定します。
④
kintoneオプション選択閾値
推論結果にてオプション項目を選択状態にする際の数値の閾値を設定します。
推論が完了すると一覧に推論結果が表示されます。

推論結果にあるvalueの値で更新対象のフィールドの値が更新されます。

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